株式会社サイフューズは、独自の「バイオ3Dプリンティング」技術を活用し、ヒト体内の機能を再現する「機能性細胞デバイス(FCD®)」を開発した。主力製品である「ヒト3Dミニ肝臓」に関する商標および国際特許の取得が完了し、製薬業界からは新薬開発の精度向上や動物実験の代替手段としての有用性が評価されている。今後、知的財産権の活用を通じたグローバル展開、販路拡大、新技術開発を進め、次世代ヘルスケア分野への貢献が期待される。


サイフューズは、スキャフォールドを使用せずヒト細胞のみで構成される3D細胞製品の開発を進めており、特に「ヒト3Dミニ肝臓」は、体外で臓器の機能を再現する世界初の「機能性細胞デバイス(FCD®)」として実用化された。2018年度のNEDO事業に採択され、パートナー企業との協業を経て製品化に成功し、「東京都ベンチャー技術大賞」奨励賞を受賞するなど、認知度の向上が進んでいる。
また、欧米を中心に動物実験の削減が進むなか、「ヒト3Dミニ肝臓」は、創薬における肝毒性の早期検出を可能にし、開発費の削減や動物実験代替手法としての活用が期待されている。サイフューズは、独自技術を活かした再生医療や創薬支援の分野で、社会的課題の解決を視野に入れた次世代製品の開発を推進している。
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株式会社サイフューズ




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